空腹時こそ発毛力が高まる

一般におなかがすくと頭が冴える、ということをよく聞きますし、また、実際に経験することもありますが、それはなぜでしょうか?

マウスを絶食状態にすると、胃でグレリンという物質が作られることが知られています。

グレリンは、動物に何か食べ物を探して、食べろという摂食行動を起こさせる働きを持っているからです。

また、グレリンは知覚神経を刺激することが、過去の研究で実証されています。

これらの事実から、絶食時に胃で作られたグレリンは、知覚神経を刺激して全身でIGF-Iを増やす可能性が浮かびあがります。

グレリンを動物に投与すると、海馬を含む、全身でIGF-Iが増加しました。

そして、動物の学習能力が向上することも判明しました。

おそらく、生物の飢餓に対する生存戦略にグレリンの作用は重要で、グレリンによってIGF-Iを増加させることは、海馬を活性化し、食べ物を探せという指令を発するという意味を持っているのでしょう。

つまり、空腹時間を長くすることは、毛を長くすることにつながりそうです。

このような空腹の効果を知ると、少々おなかがグーと鳴っても、以前とは違った気持ちで、空腹を楽しめそうです。

おなかをすかせると「頭が冴える」だけでなく、「頭が生える」とも言えるのです。

hage001

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ